TREAD a.k.a. HIROSHI WATANABE "kaito/quadra/nite system"

作曲家の父、ジャズピアニストの母の間に生まれる。 家の中には常に音楽が溢れている環境で育ち幼い頃より父親の使用するシンセ サイザーへと自然に興味を持つ、それが現在の活動に繋がる原点、彼自身の独特な音世界を創作するスタート地点となった。バンド活動を経て本格的に音楽への 道を歩み出した彼は1990年に渡米しBOSTONのバークリ－音楽学院を卒業後N.Y.に拠点を移動。主要ハウスレーベルから数々の作品をリリースし BPM KING STREETよりリリースされた『Kimara Lovelace／Circles』はUSビルボードクラブプレイチャート1位に輝いた。又DJとしてもNYのCLUB＜SAVE THE ROBOTS＞のレジデンスを経て＜TUNNEL＞＜TWILO＞＜SPEEED＞＜MOTHER＞といったクラブで活躍。

そしてドイツのKOMPAKTよりKAITO名義で数々のシングル、アルバムを発表。いずれも驚異的なヒットを記録し Francois KevorkianのMIX-CDに収録、Joe Claussellのチャートにインするなどの大反響を呼び現在も世界中でヘビースピンされ続けている。ケルン(POPKM)、ベルリン (PANORAMA)、スイス(VISION FESTIVAL)、スペイン(SONERFESTIVAL)等にて行ったLIVEツアー では各国の耳の肥えたクラウドから大賞賛を浴びた。また7月に行われたギリシャ（GREECE TOUR）ではアテネをはじめとして8会場でツアーを行った。町中にポスターが貼られテレビ番組や新聞の一面で特集が組まれる程の大ブレークとなった。

2001年9月に彼のアートワークなどを担当するデザイナー、北原剛彦と結成したユニット「TREAD」を始動。自身らによって設立したレーベル 「norm」よりリリースされた1stアルバム TREAD / TREADは、さりげなく構築されたクールな上音と乾いたビートの融合が今までにない新しい空間を確立し、ハウス、テクノ、エレクトロニカなどの多方面か ら注目を浴びた。同年12月には TREAD2 をリリース。美しいメロディーと日本人離れしたリズム感で前作以上の評価を獲得した。高い音楽性とオリジナリティーは国内に限らず海外での注目が高く、 TREAD3はUK ZZUBBアンダーグラウンドチャート1位を獲得、各国のレコードショップにおいても即完売となり、現在海外のコレクターもウォントリストに掲載する名盤 となっている。また2004年2月に発売されたボーダーシリーズ最終章、TREAD4はMr.FingersことLarry Heardからも大絶賛されるほどの高評価を得て世界にその名を轟かせた。

そして待望の新シリーズ、TREAD5が遂にリリース！ハウスを基調にしながらも、よりオーガニックに進化したロウなビートとリスナーの心情をも映し出し 包み込む幻想的なメロディーには聴き手の内面と外面を行き来するような未体験の小旅行に引き込まれるだろう。実験性や合理性に偏ったり輪郭だけを模倣した コピーサウンドが飽和するエレクトロニックミュージックシーンに絶対的な柔らかさと感情の起伏という新しい可能性を吹き込んだこのアルバムは既存の壁を打 ち破り新たな道を切り開くだろう！リリースにあたりDJ KENSEI、KAORU INOUEらと共にTREAD JAPAN LIVEツアーが開催決定！！　詳細は　http://norm-m.com/　まで。

http://www.hiroshiwatana.be

TAKAYUKI HIGO

"wave music/siesta music /wax records"

東京在住のプロデューサー、DJ。大学在学中に制作したデモテープがフランソワKに認められ、彼の主宰するWAVE MUSICより1999年デビュー。その後WALLY'S GROOVE WORLD、SIESTA MUSIC、WAX RECORDSといったハウスシーンの重要レーベルよりリリースを重ね、その独創力溢れるHIGOサウンドは世界中のDJ達より高い評価を得る。ディープでソウルフルなサウンドの中にみせる日本人にしか表せないメローなテイストが最大の武器である。

http://takayukihigo.com